らぼぺんのゆとり育児

育児を楽にする工夫。生物学・家電マーケターの視点から。変わった育児研究ブログ。

スマートスピーカーは育児必須アイテムと思った話

 

赤ちゃんに音楽を聴かせるメリットとは

 人は五感で外からの刺激を認識しますが、その発達する順番はまちまちです。人間の赤ちゃんの場合、いち早く聴覚・触覚・嗅覚が出来上がり、遅れて視覚・味覚が発達してきます。それぞれの発達フェーズをまとめるとこんな感じです。

 

初期

【聴覚】ほぼ胎内で出来上がっている。妊娠28週になると人の話し声まで聞き取ることができる。

【触覚】妊娠8週目から発達。周りに触れ刺激を取り込むことで脳や神経が発達。

【嗅覚】生まれたときから大人と同じくらい敏感。視力が弱いなかママのおっぱいを探すのに役立ちます。

 

後期

【視覚】生まれた直後の視力は0.01~0.02ほど。物を認識できるようになるのは生後3~4か月ごろ。

【味覚】主に生まれてから発達。ミルク期卒業後さまざまな食べ物を口にすることで発達が加速。

 

 ということは、音楽は聴覚を通じ初期から脳の発育を促せる手段ということになります。

 

再生機器の今昔

 ここで音楽再生機器の歴史を振り返ってみます。テクノロジーの発達とともに機器も変化してきました。1979年にカセットテープが普及しはじめ多くの人が気軽に音楽を楽しめるようになりました。しかし2017年までの約38年間、機器をボタンで操作しなければならない手間は残り続けました。ですので両手が塞がっていると曲を再生できなかったのです。

 

 育児では、ミルクをあげたりおむつを替えたり抱きかかえたり、両手が塞がることがとても多いため、赤ちゃんのために曲を再生するのは親にとって大きな手間だったと推測します。

 

音楽再生機器の変遷

音楽再生機器の変遷

 

 しかし2018年ごろ、スマートスピーカーの登場でこの手間は過去のものになりました。両手が塞がっていても声で操作できるようになったのです。

スマートスピーカー導入

 というわけで早速スマートスピーカーを導入しました。 

 

スマートスピーカー Echo Show 5

スマートスピーカー Echo Show 5

 

 その結果、声で操作できることに加えいくつかのメリットを感じました。まとめるとこんな感じです。

  1. 両手が塞がっていても声で曲を選び再生できる
  2. クラシック、幼児向け音楽が充実している。しかも無料。
  3. タイマー機能でミルク後の背中をさする時間をしっかり確保できる
  4. 暗闇でも時間がわかり記帳に便利
  5. 天気予報がわかり布団を洗濯し翌日天日干しできるか判断できる

育児がどう変わったか

 スマートスピーカーの導入で育児が楽になりました。これは①音楽で赤ちゃんの機嫌をとれるので泣きのストレスが減ったことと②ルーチンワークのスピードを上げることができたからです。

 

 私の使っているアマゾンのスマートスピーカーでは育児鉄板のカノンをはじめ多くのクラシック曲を再生することができます。著作権の保護期間である著作者の死後70年が経っていることが大きいですね。これらクラシックを流すと赤ちゃんがリラックスすることが増えたように思います。また赤ちゃんに人気のアンパンマンの歌やタケモトピアノCMテーマソングも再生できるのでぐずったときの機嫌取りに重宝しています。我が家の赤ちゃんはお腹が空くとぐずるのでアンパンマンのテーマ曲を流しちょっと待ってもらいます。その間にミルクを準備するのです。

 

 

再生中 カノン

再生中 アンパンマンのマーチ

再生中 タケモトピアノの歌

音楽再生中

 

 あとは夜の暗闇でもディスプレイに時間が表示されるため、ミルクやおむつの時間を記帳するのに役立ちます。普通の時計は暗いと見えないですからね。

 

育児記録

育児記録



 まとめると、スマートスピーカーは赤ちゃんの音楽教育と親の手間の削減にとても役立つと感じました。育児の必須アイテムと言っていいかもしれません。

 

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 親御さん達が余裕をもって子育てできますように。

 

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