空腹でもミルクを飲まないときの対処法
赤ちゃんの泣きには体内周期に起因する周期的なものと突発的な感情などによる非周期的なものがあります。前者の代表といえばやはり空腹による泣きでしょう。我が家の双子たちはおよそ3時間おき泣いてミルクをせがみます。
ただし不思議なことに明らかに空腹なのにミルクを飲まないことがあります。そんなときは飲まないけど空腹を訴える泣きが収まらず親が頭を抱えることになります。これは果たして私だけの悩みなのか気になったので調べることにしました。
泣き止まず困っている人は多い
eversenseの調査データによると親の79%が赤ちゃんが泣き止まず困ったことがあるようです。多くの方が困っていることがわかります。
泣きの理由を探る前に赤ちゃんの月齢と泣きの種類をみてみます。市役所から貰った育児リーフレットに情報があったので図に起こしたものを載せます。
これを見ると泣きの種類は月齢によって大まかに決まっているようです。私の赤ちゃんは生後1カ月ですので生理的欲求による泣きがほとんどのようです。今回とりあげる「空腹なのにミルクを飲まず泣き続ける」も生理的欲求の泣きにあてはまります。ただ、なぜ空腹なのにミルクを与えても飲まないのかという疑問は残るので検証することにしました。
飲まない原因を見つける
生物学の世界では ①課題の設定→②仮説→③検証 のフローで研究が進められます。今回はこの手順で赤ちゃんが空腹なのにミルクを飲まない原因に迫ります。
「赤ちゃんが空腹なのにミルクを飲まない」という課題に対し「ミルクを飲む最中にむせることが怖くて飲まないのでは?」という仮説を立て検証を行います。
検証方法はシンプルに
「A.ミルクをむせやすい仰向けであげた場合 と B.むせにくい座らせた状態であげた場合、それぞれで飲む飲まないの回数を計測する」
としました。
赤ちゃんの体勢を変えて飲み具合を調べるわけです。(因みに出産でお世話になった病院の看護師さんから教わった飲ませ方は仰向けでした。)
ずばりミルクは座らせてあげるのが良い
検証の結果、仰向けと座らせた2つの体勢ごとに飲む確率に有意な差が認められました。表に結果を示します。なお有意差の判別にはA/Bテスト信頼度判定ツールを用いています。
この結果をうけて妻も私もミルクをあげる際は赤ちゃんを座らせるようにしています。仰向けであげていた時よりスムーズに飲んでくれるようになり空腹による夜泣きを減らすことに成功しました。妻も喜んでくれています。やはりミルクは座らせて飲ませるのが良いようです。
本当にむせるのが怖いから飲まない?
今回の検証でこの仮説を後押しする結果を得られましたが断定まではできないと思います。他の要因が隠れているかもしれませんし、検証した赤ちゃんの人数も少ないのであくまで参考です。付録に生物学界隈で有名な「恐怖条件付け」についての情報リンクを載せておきます。
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/恐怖条件付け
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泣いている理由を素早く特定できれば生活に余裕が生まれます。
親御さん達が余裕をもって子育てできますように。
らぼぺん