らぼぺんのゆとり育児

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湿度をコントロールしウィルス感染を防ぐ

 

湿度をコントロールしウィルス感染を防ぐ

 新型コロナウイルス【COVID-19】は加湿で予防できますか?」という質問を頂きました。過去の加湿器コロナウィルスの記事を読んでくださってのお問合せと思います。

 

 世界中で新型ウィルスが蔓延するという事態に心労が絶えない方もいらっしゃると思います。新型コロナウィルスの性質は謎が多く残されていますが、既知の生物学の知見をもとに回答差し上げます。

防疫の主役は免疫機構

 防疫の主役は人に元から備わる免疫機構です。予防接種(ワクチン)は弱い菌やウィルスを体に注射し体内であらかじめ効く抗体を生み出させておくことで、本番の菌やウィルスが来た時に迅速に駆除できるように準備を済ませておく予防法です。つまり予防接種(ワクチン)は免疫機構を強化するツールにすぎず、あくまで防疫の主役は免疫機構なのです。

予防接種(ワクチン)のメカニズム

予防接種(ワクチン)のメカニズム

 

 免疫機構がしっかり機能していれば大抵のウィルスで重症に至ることはありません。まずいのは栄養不摂生・運動不足・睡眠不足・加齢により免疫力が低下したとき、そして他の病気により体力が低下したときです。

 

 ですから直近で出来る新型コロナウィルス対策のひとつはシンプルに「よく食べ・よく眠り・よく運動し免疫力を維持すること」です。

 

 「新型コロナウイルス【COVID-19】は加湿で予防できますか?」という質問に戻ります。

 

 新型コロナウィルスの湿度耐性はわかっていないものの、他のウィルスの感染を加湿で予防し体力を温存することが、結果として新型コロナの対策になると考えます。有名なインフルエンザウィルスに加湿が有効というデータを紹介します。

 

新型コロナウィルスは間接的に加湿で予防できる

 生物学者G.J.ハーパーの実験結果からインフルエンザウィルスは湿度に弱いということが分かっています。一般的な春先の気温16℃だと湿度20%ではほとんどのウィルスが生存していますが、湿度50%だとほぼ死滅します。ですので加湿器で湿度を上げればインフルエンザを予防することができます。インフルエンザにかからず体力(免疫力)を維持できれば間接的に新型コロナウィルスの予防になります。

 

インフルエンザウィルスの生存率

インフルエンザウィルスの生存率

大事なのは判っていることに対処すること

 「病は気から」という格言があります。現在のパンデミック恐慌下で心労から体調を崩す方が大勢いらっしゃいます。心に留めておきたい言葉ですね。

 

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親御さん達が余裕をもって子育てできますように。


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