子供を育てるということ
おおよそ人は、大きく2種類に分けられます。うまく育ててもらえた人と、うまく育ててもらえなかった人です。これは、幼少期に判断されるものではなく、成長し大人になって振り返ったときにわかるのですね。その時代の周囲と比較できるようになって初めて自分が恵まれていたかどうか評価できるのです。
だから子が比較の視点を身に着けるまでは親が育児を評価し問題があれば都度軌道修正をかけていかなければならないのです。
訪れるバトンタッチ
育ててくれる人は成長に伴い変化していきます。はじめは親ですが学校に行くようになると先生や周囲の友達、稼ぐようになってからは就職先の上司や同僚や取引相手、場合によっては社会保障や支援機構ということもあるでしょう。子は新たな人々と出会い刺激を受け人生観を確立していきます。
ですから親の子育てで大切なのは、序盤フェーズであることを理解し、子供が将来すばらしい人々と出会えるようサポートすることになります。
そういった人々との接点を増やすためには子自身も洗練された人間になることが肝要です。そのため親は子の幼少期に基礎的な体力・向上心・協調性を育む工夫を凝らすのです。
自分はどう育てられたかったのか
ところで私たちは、どのような人と関わり育ててもらいたかったでしょうか。楽しい人、お話が面白い人、博学な人、スポーツが得意な人、かっこいい人、かわいい人、きれいな人。様々な一緒に過ごしたくなる人がいますね。
しかし、当然ながらそのような人たちも同じことを考えています。相手にも「一緒に過ごしたいな」と思ってもらえなければ、長期的に関わらせてもらうことはできないのです。
どういう人に囲まれたいのか、想像は簡単ですが、実現するためには自分自身を磨かなければならないのです。そして親は子が効率的に自分磨きをしていける土台を整えてあげる必要があるのです。
土台を作ってあげるために
子に作ってあげたい’土台’は人それぞれと思います。ただ共通して言えるのは、土台を作るためには親と子の両方に余裕が必要ということです。ミルクやおむつ替えなど日々のタスクを片付けてはじめて、絵本を読んであげたり運動に興じさせてあげたりできるのです。
このブログでは育児のタスクや悩みを効率よく解決するノウハウを紹介していきます。双子男子の父・元生物学研究者・家電マーケッターというバックグラウンドを活かした切り口で面白く役立つ記事を投稿できればと思います。
興味を持ってくださった方は定期的に覗いてみてください。
親御さん達が余裕をもって子育てできますように。
らぼぺん