家計の負担を減らす 飲料水の見直し
子育て世代の経済的な余裕がなくなっています。各種増税が響き可処分所得が減少の一途をたどっているのです。
お子さんの将来のため日々の節約が大事になっています。今回はその一助として飲料水の見直しによる節約法を紹介します。
飲料水の消費量とコストを把握する
節約できる金額を測るため消費量と単位あたりコストを明らかにする必要があります。まずは消費量から見ていきましょう。
消費量は1人1日1リットル
人が1日に必要な飲料水は約1Lです。これは大人・子供に関わらずほぼ変わりません。子供は代謝と運動量が多いためです。
コストは飲料水の入手方法によって異なる
飲料水は入手方法によりコストが変動します。そしてコストは一般的に"導入"と"継続"の2種類の要素で構成されています。例えばウォーターサーバーとペットボトルは継続コストが高く、浄水器は安くなっています。浄水の手間をメーカーが負うと継続コストに上乗せされるわけです。
以上の情報から年間コストを算出しました。ウォーターサーバーからペットボトルへの乗り換えで4万円、ペットボトルから浄水器で1万円、浄水器から水道水で1万円を節約できます。
人数が増えると節約効果が高まる
人数が増えると節約効果が高まります。4人家族ではウォーターサーバーまたはペットボトルの見直しで4~24万円の節約になります。
ただし水道水をそのまま飲むのは避けたほうが良いでしょう。カルキで喉が荒れ風邪をひきやすくなるのでお子さんがいらっしゃる家庭にはおすすめできません。ですから実質の節約幅は4~20万円になります。それでも1人の節約額より随分高く感じますね。
節約効果は将来価値で評価する
ところで子を持つ親御さんの悩みに大学費があります。公立大学でも520万円もの金額がわずか4年間で掛かるため、入学までの積立が大切です。ですので育児家庭の節約は、お子さんが大学進学されるまでの累計節約金額で評価するのが妥当です。
複利で節約効果を高める
入手方法の見直しだけでも72万円以上の節約ですが、資産運用に乗せると倍以上の節約効果を期待できます。
毎年の節約金で株式を積み立て、アメリカ資本市場の平均年利で18年間運用したとすると節約金額は194万円以上(269%以上)になります。特にウォーターサーバーからの見直しでは節約金額が大きいです。お持ちの方は乗り換えを真剣に検討されると良いでしょう。
まとめ
可処分所得が減る苦しい時代です。大学費用の積み立てを念頭に長期で節約に取り組むことが大切です。具体的な節約金額を知り実行するか判断を下しましょう。
おまけ 我が家の浄水器
我が家は浄水器で飲料水をつくっています。ものは老舗のBritaでお茶やコーヒーも美味しく入れられます。
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こんな時代ですから節約の工夫が大事です。
親御さん達が余裕をもって子育てできますように。
らぼぺん